@半径とことこ60分

人間の認知範囲なんてそんなもんさと、鳥が囀った

沖縄県民大会=玉城愛さん「今回の事件の『第二の加害者』はあなたたちです」にどうこたえるべきか?

今朝の中日新聞に、「本土も加害者」の見出しで、昨日の沖縄の「被害者を追悼し、海兵隊の撤退を求める県民集会」での玉城愛さんのスピーチが取り上げられていました。

琉球新報のネット版に全文が掲載されていましたので、前半の引用とリンクを貼っておきます。

 被害に遭われた女性へ。絶対に忘れないでください。あなたのことを思い、多くの県民が涙し、怒り、悲しみ、言葉にならない重くのしかかるものを抱いていることを絶対に忘れないでください。

 あなたと面識のない私が発言することによって、あなたやあなたがこれまで大切にされてきた人々を傷つけていないかと日々葛藤しながら、しかし黙りたくない。そういう思いを持っています。どうぞお許しください。あなたとあなたのご家族、あなたの大切な人々に平安と慰めが永遠にありますように、私も祈り続けます。

 安倍晋三さん。日本本土にお住まいのみなさん。今回の事件の「第二の加害者」は、あなたたちです。しっかり、沖縄に向き合っていただけませんか。いつまで私たち沖縄県民は、ばかにされるのでしょうか。パトカーを増やして護身術を学べば、私たちの命は安全になるのか。ばかにしないでください。

 軍隊の本質は人間の命を奪うことだと、大学で学びました。再発防止や綱紀粛正などという使い古された幼稚で安易な提案は意味を持たず、軍隊の本質から目をそらす貧相なもので、何の意味もありません。

 バラク・オバマさん。アメリカから日本を解放してください。そうでなければ、沖縄に自由とか民主主義が存在しないのです。私たちは奴隷ではない。あなたや米国市民と同じ人間です。オバマさん、米国に住む市民のみなさん、被害者とウチナーンチュ(沖縄の人)に真剣に向き合い、謝ってください。

 自分の国が一番と誇るということは結構なのですが、人間の命の価値が分からない国、人殺しの国と言われていることを、ご存じですか。軍隊や戦争に対する本質的な部分を、アメリカが自らアメリカに住む市民の一人として問い直すべきだと、私は思います。

(以下、同じくらいの分量の後半があります)

琉球新報) 


かなりきつい表現もありますが、沖縄の多くの人々の思いの発露であることは間違いないと思います。

大城立裕さんのインタビュー記事「大城立裕さん『沖縄の心をヤマトゥの人々が理解してくれないなら、日本政府だけではなく、ヤマトゥの国民からも離れていく』」も同じだと思いますが、沖縄の人たちのわれわれ本土の人間を見る目が変わってきている、あるいは、抑えられていたものが、鳩山政権の「最低でも県外」発言での混乱失望から、翁長知事当選を経て顕在化してきたのだと思います。

無関心でいるわけにはいかないでしょう。

昨夜のニュースを見ていませんので、本土での取り上げ方、東京キー局や全国紙の扱いということになると思いますが、どうだったのでしょう?

沖縄とは相当落差があることは間違いないでしょう。

今あらためてニュース検索してみましたら、菅官房長官は、こんなことを言っているらしいです。

よく県全体(の大会)という話がされるが、それはまったくあたらない。沖縄にある11市のうち9人の市長が出席していない。自民、公明、さらに維新も出席しなかった

 

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朝日デジタル

言っている内容に間違いはないでしょう。でも、ホント、この人、視野も心も狭いですね。

まあ、口先だけ歓心を買うようなことを言うよりは分かりやすくていいかもしれませんが、自分の正しさ(と思うこと)に迷いがないのでしょうか?

いずれにしても、対立を先鋭化させるわけですから政治家としては失格ですね。

こっちでも喧嘩を売っています。

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NHK NEWS WEB

この、「国地方係争処理委員会」の件が、どういうことで、今後どうなっていくのかよくわからないので明日調べてみましょう。