@半径とことこ60分

人間の認知範囲なんてそんなもんさと、鳥が囀った

五輪エンブレム=お願いだから、富士山やら、扇子やら、日の丸なんてのはやめて!

どうやって東京オリンピックの公式エンブレムを選ぶか?って、私は、センスあるプロのデザイナーに考えてほしい!ですね。

少なくとも、ネット上でちょこちょこと自主提案されている「お・も・て・な・し」系の日本イメージのものだけはやめて欲しいです。

理由のひとつは、いまさら国威発揚系のオリンピックはないでしょう

ということです。なぜ富士山が国威発揚?との考えもあるでしょうが、確かに、中国の軍事パレードとは見た目雲泥の差ではありますが、その象徴を何に求めるかは異なっても考え方は似たようなものでしょう。

安倍くんの「美しい日本へ」と似たようなものです。

それにしても、昨日の中国の軍事パレード! 何がすごかったって、その陳腐さです。暇にまかせて、ニコ生で全編見たのですが、とにかく時代錯誤も甚だしく、全てが CG ではないかとか見紛うばかりでした。

それに、パレードの前に、習近平国家主席が各国の来賓を迎えるシーン、これ本当にまるで「ラスト・エンペラー」の1シーンのような作りなんです。真っ赤なカーペットの上に立つ習近平夫妻の元に各国の来賓が長い距離を歩いて挨拶に来るんです。夫妻はじっと立ってそれを眺めて待っているんです。

玉座に座っていないだけマシで、まるで中華帝国国王への謁見のようでした。

それにしても、中国は、日本の安保法制成立を望んでいるかのようにタイミングが悪いです。安保法制必要性の理由にだけしてほしくないですね。少なくとも、中国の軍事的脅威と集団的自衛権とは、次元の違う議論が必要ですから。

話はそれましたが、エンブレムに日本イメージをというのは、書店にあふれる「日本賛美もの」やテレビの「日本はすごい」系番組と同じ文脈のものです。

オリンピックに新しいメッセージを!

開会式だって、ドラマ仕立ての派手なショーなんて、もういらないでしょう。花火ドカーンなんていらないでしょう。

2020年の東京がオリンピックを変えた!と言われるオリンピックにすればいいんです。

そのためにも、この際、エンブレムは、「東京」やら「日本」やらと離れて、とにかくセンスのあるおしゃれなものにして欲しいです。

そういえば、今回のエンブレム募集にテーマは設定されていたんでしょうか? もう応募要項は消されていますね。

一般公募にするとの話もあるようですので、まずはテーマじゃないですかね。テーマの補足に「日本、東京をイメージしないもの」とか入れれば、新鮮なものが出てきそうな気がします。

プロフェッショナルの力を見せてほしい

センスあるプロのデザイナーに考えてほしい!と思うのは、やはり、どの世界でもやはりプロは違いますよ!と思うからです。

だから何やら賞を2つ以上とかの条件をつけたでしょとか、佐野氏はそのプロでしょとか言われますと反論もできませんが、どう考えても佐野研二郎氏はプロのデザイナーじゃないでしょう。アートディレクターではあっても、デザインが出来るとは思えません。だって、あのエンブレムには新しい発想がありません。

えー!こういう発想があったのか!? と思わせるのがプロです。

などと、勝手なことを書いていますが、きっと応募作の百何点かの中にいいのがありますよ。誰か勇気を持って「私はこの作品を応募した」とかいう人は出てこないものでしょうか?