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@半径とことこ60分

人間の認知範囲なんてそんなもんさと、鳥が囀った

【ジャパンハンドラーズ】いいかげん日本の保守も自立を目指してはどうでしょう。

今朝の中日新聞に面白い記事が載っていました。まあ、内容は面白いものではないのですが、要は、安倍政権の主要政策が、アーミテージ元国務副長官ら「ジャパンハンドラーズ」によって2012年8月に出された報告書と酷似しているというものです。

新聞を購読していないとさわりしか読めないようです。

アーミテージ氏というのは、下の写真の人で、発言の真偽はともかく、例の「Show the FLAG」「Boots on the ground」で有名な人です。

http://chuplus.jp/pic/116/o/298266_0_00.jpg?pl=1917126150

で、記事の要点は、

  1. アーミテージ氏(共和党政権下で国防次官補、国務副長官)とナイ氏(民主党政権下で国務副次官、国防次官補)の共同執筆による報告書「米日同盟ーアジアの安定のために」が、2012年8月にアメリカの保守系シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」から出されている。
  2. その基本的スタンスは、「日本は一流国で有り続けることを望むのか、二流国家に転じても不満はないのか」「二流国家の地位で満足なら本報告書に用はない」と、威圧的上から目線での政策提言をしている。
  3. その中に、安全保障に関して「集団的自衛権の禁止は同盟にとって障害」であるが、「平和憲法の変更は希求されるべきではない」とあり、安倍政権の「憲法解釈による集団的自衛権容認」と一致している。
  4. 経済政策に関しては、「原発を慎重に再稼働させるのは適切」、TPPについては、「交渉入りの遅れを食い止めることが、日本の経済安全保障上の利益にかなう」とせかし、完全に一致している。

というものです。

安倍くんは、今年の4月、日本の首相として初めてアメリカ上下両院合同会議で演説しました。あの時の嬉々とした顔が浮かんできます。考えてみれば、この報告書に対してということはないにしても、アメリカが望んでいることに対して満額回答の演説だったということです。

完全にアメリカに媚びているわけですが、そもそもこの記事が書かれたのは、「生活の党と山本太郎と仲間たち」でしたっけ、あの山本太郎議員が参院の特別委員会で質問したことからのようです。その動画がありました。


【国会】山本太郎『誰の国なんだこの国は!?いつアメリカの植民地をやめるんだ!?』 平成27年 ...

山本太郎の質問(になっていないけど)は、芝居がかった抑揚で分かりづらく、普通にしゃべれよと言いたくはなりますが、内容はいつも的を得ています。

記事の中にも書かれていますが、アーミテージ氏らは、日本語では親日家などと好意的に報じられますが、アメリカでは「ジャパンハンドラーズ」と呼ばれているそうです。「日本調教師」ですわ。日本の戦後とは、こういう人達によって作られてきたということなんでしょう。

日本の政治家も官僚も、こうしたアメリカの力、いわゆる外圧を利用して国内政治を動かす方法を取ってきているわけで、本来自主独立を目指すべきところ、すっかり麻痺してしまっているようです。

いいかげん日本の保守もアメリカの顔色ばかり伺っていないで自立してはどうでしょう。

 

報告書:原文

http://csis.org/files/publication/120810_Armitage_USJapanAlliance_Web.pdf

報告書:日本語訳(訳された方がいるということなんでしょうか)

アーミテージ・ナイ レポート2012年8月「CSIS(戦略・国際研究センター)報告書」(1) - 薔薇、または陽だまりの猫

アーミテージ・ナイ レポート2012年8月「CSIS(戦略・国際研究センター)報告書」(2) - 薔薇、または陽だまりの猫

http://www.masrescue9.jp/3th-Armitage.pdf

(再掲)2013/02/03 【IWJブログ】CSIS「第3次アーミテージレポート」全文翻訳掲載 | IWJ Independent Web Journal