@半径とことこ60分

人間の認知範囲なんてそんなもんさと、鳥が囀った

フィリップ・ジャン著 松永りえ訳『エル ELLE』("Oh...")

エル ELLE (ハヤカワ文庫NV)

エル ELLE (ハヤカワ文庫NV)

 

映画を見て興味を持ち読んだ本です。

 

 

www.movieimpressions.com

 

上のリンクの映画のレビューでは、

おそらく元々は、被害女性が、レイプ犯は元夫?恋人?部下?隣人?といろいろな仕掛けをして追い詰めていくサスペンスが基調ではではないかと思う

と、原作を想像して書きましたが、全く違っていました。

 

ミシェルのキャラクターはともかく、映画はかなり原作に忠実に描こうとしたようです。レイプ犯が誰かなどといったサスペンスぽさはまったくなく、ミシェルは、かなり早い段階でレイプ犯が隣人のパトリックだと見抜きます。

 

映画でもそうでしたが、この小説の主題はどうやらレイプ犯がどうこうではなく、ミシェルという女性そのものの存在を書き尽くそうとしているようです。

 

翻訳が原文の文体や形式を再現しているとの前提ですが、ミシェルの一人称文体であることはもとより、全編ミシェルの主観で次から次へと場面が転換していきます。空行もありません。行が変わると違う場面に変わっているのです。

 

つまり、ミシェルの見たもの、感じたことが一切章立てなどの形式によらずに最後まで書き切られているのです。

 

このことで作者の意図は明白ですね。

 

映画のレビューでは、このことをミシェルとミシェル以外の他者の間に「主従関係」があると表現しましたが、小説で感じるミシェルはもう少し人間臭く(ちょっと違う)、映画のミシェルが他者に影響されない強さを持っていたことに比べますと、小説ではかなり心の揺れが表現されます。

 

小説という表現媒体がそういうものですから当然なんですけどね。

 

で、一切章立てがないとは書きましたが、ただひとつ、最後だけ、ヴァンサンがパトリックを殺した後の数ページがページ替え後に書かれています。

 

そして、

真実を知っているのは私だけだ。私だけが、あれは演出だったと知っている。

と、パトリックのレイプや暴力的なセックスをミシェル自身も楽しんでいたと明かすのです。

 

これ、ちょっと不思議な感じですね。あえてそういう書き方をしなくても、すでにその前からミシェル自身がパトリックの暴力的なセックスを望んでいることは書かれていますし、挑発もしたりしているわけですので、何だかわざとらしい記述です。原文では何か違ったニュアンスがあるのかも知れません。

 

いずれにしても、映画ではあまり感じられなかった、パトリックとの行為によって自分の中の何かに出会ってしまった動揺が小説の中のミシェルにはあります。

 

その動揺とともに母親の墓の前に立ったミシェルは、心のなかで「おまえはなんて臆病なんだろうね!」と母親の声を聞くのです。75歳の母親は、それがゆえにミシェルとともに長年苦しめられてきた服役中の凶悪殺人犯の夫を許し、ミシェルにお前も会いに行けといい、今は若い男と同棲し、そして死んでいった人です。

 

そしてもうひとり、番組制作会社の共同経営者アンナ。

ミシェルは長い間アンナの夫と不倫関係にあり、それを告白する羽目になり、しばらく友人関係が途切れていたのですが、ラスト、アンナがミシェルを訪ねて、おそらく弱気からだと思いますが、「女子学生にでも部屋を貸さないとだめかもしれない」とつぶやくミシェルに、アンナは「部屋なら私に貸せばすむでしょ」と言うのです。

 

いずれにしても、あらゆる面において女性の自立が可能な国のお話ではあります。

 

ベティ・ブルー―愛と激情の日々 (ハヤカワ文庫NV)

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再び、えだのんが名古屋にやってきた! 立憲民主党くにまさ直記の応援

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名古屋市では19日投開票の市議会議員の補欠選挙が東区で行われます。その応援演説に立憲民主党代表の枝野さんが名古屋大曽根に来られました。

 

www.asahi.com

 

立憲民主党としては、初の地方選挙での候補者ということで国政直記さんを立てています。立憲民主党の衆議院議員 吉田つねひこさんの秘書だった方のようで28歳とのことです。

 

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kunimasa.nagoya

 

そもそもこの補欠選挙、この前の衆議院選挙の際に、河村市長率いる減税日本の市会議員佐藤ゆうこさんが、おそらく河村市長が辞めさせたんだと思いますが、市議を辞職し希望の党公認として立候補したための選挙です。

 

佐藤ゆうこさんは落選し、さすがに再び市議の補欠選挙に立候補は憚られたのでしょう。減税日本からは誰も立候補していません。

 

河村市長は、自らの給与を800万円にするなど、その金銭感覚は好ましいのですが、あまり組織の長たる力がないのか、ブレーンが悪いのか、減税日本は何年か前の選挙で大躍進したのですが、その後は、それぞれ議員がボロボロで失速しています。

 

希望の党や維新の会も同じですね。

 

まあそれはともかく、先日の11月12日の日曜日、この国政直記さんの応援演説にえだのんこと枝野幸男代表が名古屋の大曽根に来られました。

 

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枝野さん、演説、うまいですね。盛んに拍手が起きます。

 

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それにしてもすごい人でした。

 

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テレビ局も全社取材に来ていました。

 

残念ながら、私は東区民ではありませんので投票は出来ませんが、応援はしています。

 

 

さわやかウォーキング=土岐高山城跡から土岐ヶ丘へ「木曽の青い山脈を眺め織部の里をでっかくまわろう」

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絶好のウォーキング日和です。快晴、ややひんやりして、風もほとんどありません。コースは土岐です。土岐は2度ほど歩いていますが、今日は新しいコースです。

 

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名古屋から中央線で45分くらい、近いですね。

 

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例によってまずは駅舎です。

 

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秋っぽい雲です。

 

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土岐川沿いに歩きます。気持ちいいですね。

 

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高山城跡に登る麓に「南宮神社」がありました。

 

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「穴弘法」ってなんでしょう?

 

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紅葉が綺麗です。名所のようですね。

www.tokitakayama.com

 

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不思議な写真になりました。池が濁っており、それが逆に風景をきれいに写し出す効果になっています。下の青空も池に写っている空です。

 

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これが「穴弘法」ですね。

 

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高山城と言ってもあの高山ではなく「土岐高山城跡」です。

 

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土岐の町並みが見渡せます。

 

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「下街道」とありました。中山道から名古屋城下へ向かう脇道です。現在の19号線に近いルートのようです。

 

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高山城を下りて市街地、土岐市役所あたりです。

 

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やけに真っ直ぐの道だなあと思いながら歩いていたんですが、ふとマップを見ましたら、「東濃鉄道駄知線廃線跡」とのこと、全く面影はありません。

東濃鉄道駄知線 - Wikipedia

 

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「まちゆい・テラスゲート土岐」という道の駅のモダン版みたいな施設がありました。

 

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「土岐プレミアムアウトレットモール」沢山の人で賑わっていました。できてからもうかなりなるかと思いますが、結構続いていますね。こんなところに(ペコリ)モール?と思ったのですが、車社会、こんなところだからいいんですね。

 

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土岐川の支流かと思いますが、桜の古木が頑張っています。

 

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土岐駅が見えてきました。左端にゴールとあります。

 

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電車の時間までしばらくありましたので、駅舎の2階にある観光案内所によりましたら、開業時の写真展をやっていました。振り袖の女性が汽車をむかえています。

 

約11.2km、やや長めのコースで、土岐アウトレットモールまでは結構長い坂もありましたが、気持ちのよい天気のせいか、あまり疲れないウォーキングでした。

 

お疲れさまでした。