@半径とことこ60分

人間の認知範囲なんてそんなもんさと、鳥が囀った

米軍ヘリ、名護市長選、南城市長選


米海兵隊ヘリ、普天間第二小学校の上空付近を飛行

 

 

沖縄駐留米軍がどんなに勝手な振る舞いをしても、強く抗議するだの改善を申し入れるだのと口先だけの対応しかしない安倍政権=小野寺防衛相が、米軍ヘリの飛行映像を公開してなぜだか妙に強気に出ています。

小野寺防衛相、米軍に映像提供し確認要求 普天間第二小上空のヘリ飛行 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス

 

一体どうしたのかと思いましたら、どうやら名護市長選が間近に迫っているからですね。名護市長選は1月28日告示2月4日投開票ということです。

 

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https://mainichi.jp/senkyo/articles/20180119/ddm/005/010/102000c

 

前回2014年の選挙では4,100票差で稲嶺さんが勝っています。

 

で、前回の選挙では自主投票だった公明党の県本部が、今回は元自民系市議の渡具知武豊氏の推薦を決めたらしく、上の記事はその理由を次のように書いています。

 

これまでの公明党の及び腰は、県本部が辺野古移設に反対だったためだ。今回も渡具知氏が市議時代に移設容認だったとして推薦に難色を示した。しかし昨年の衆院選で、自民党は比例代表での公明党への投票呼びかけを強化。市内の公明票は過去最多の5789票に達し、明確な協力のなかった2005年衆院選(1763票)、一部協力にとどまった14年衆院選(3558票)を上回った。政権幹部は「結果を評価してもらえる」と述べ、推薦を強く働きかけた。

 

なぜこうまで公明党は自民党の言うなりなのか、裏でなにかがありそうですね。宗教団体の権力闘争とか?

 

いずれにしても大変な選挙になりそうです。安倍政権はあらゆる手を使ってくるでしょう。実際、名護市を通さず直接辺野古地域に補助金をばらまいています。

 

それにしても、本来日本全体で考えるべきことを沖縄県や市町村の住民判断に押し付け、地域住民を分断するような現状をなんとかしなくてはいけないです。

 

昨日の南城市の市長選挙でも、翁長知事が支援する瑞慶覧長敏(ずけらんちょうびん)さんが勝利したとはいえ65票差ですよ。

www.huffingtonpost.jp

 

全国紙ももっと沖縄の現状を取り上げるべきです。

 

 

次世代ワールドホビーフェア '18 winter 名古屋大会を覗いてみた

次世代ワールドホビーフェア '18 winter 名古屋大会に行ってきました。ではなく、覗いてきました(笑)。

 

 

下のリンクは昨年の記事で、読んでみましたら、今年と全く同じで図書館へ行ったついでに(無料でしたので)覗いてみました。

ausnichts.hatenablog.com

 

 

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会場に向かって「前進あるのみ」です(笑)! 図書館を出たところです。

 

以下、何も分かりませんし、ただ一周してきただけですので写真のみです。

 

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三浦しをん著『光』

光 (集英社文庫)

光 (集英社文庫)

 

映画「光」 を見て、いくら何でも原作はこんなにひどくないだろう(ペコリ)と思い読んでみました。

 

んー、原作も結構あっさりしていますね。

 

ただ、やはり物語の軸は、映画「光」(ほぼネタバレ)全員ミスキャストに見えてしまう、それは監督の責任 - そんなには褒めないよ。映画評 で書いたように、

輔は、父親からの虐待もあり信之を慕う気持ちが異常に強く、信之を探し続けてきたのでしょう。25年後、やっと探し出したものの、屈折した気持ちから素直に会うことはできず、妻の南海子を誘惑し不倫関係になることや美浜島の殺人で脅したりすることで、25年前のように信之と繋がろうとしているのだと思います。

信之は、ごく普通に見える生活を送っているようにみえますが、美花への異常で強い執着を断ち切ることはできずに、現実生活にリアリティを感じられない人物なんでしょう。

美花は、異常に男を引きつける魅力があるのでしょう。

そして、そのすべてが25年前のあの美浜島の濃密な夏の日から始まっているという、そういう物語なんだと思います。

ということで間違いありませんでした。

 

小説のスタイルは一人称記述ではあるのですが、各章ごとに記述視点が変わります。

 

「一」が美浜島の話で、中学生の信之の視点、「二」以降は二十数年(?)後の川崎となり、まずは信之の妻南海子の視点、「三」が輔の視点、「四」が信之の視点、そして「五」がふたたび南海子の視点で記述され終わります。

 

映画を見ていて、南海子のシーンが多い割に大した役回りじゃないような気がしていたのですが、原作自体の位置づけが大きかったんですね。五章のうち二章が南海子に割り当てられています。

 

作者が意図してやっていることですので一読者がどうこう言っても始まりませんが、この南海子がステレオタイプの主婦タイプであることが、この小説をつまらなくさせており、それをそのまま映画でも取り入れたことが映画もつまらなくさせているそもそもの原因だと思います。

 

主婦がつまらないと言っているわけではなく、この南海子は、いわゆる団地住まいであることを引け目に感じて、多摩川を挟んだ川向こうのマンション住まいに憧れており、娘の椿を小学校受験専門の幼児教室に通わせ、そこの母親たちにも劣等感を感じ住まいの場所さえ言えないでいるという設定です。

 

仮にそうしたステレオタイプな人物像であっても、人物描写がしっかりしていれば、それはそれで読み応えも生まれると思いますが、南海子(だけではないのだが)の章を読んでいても、何やら愚痴を聞かされているような気になってきます。

 

特に、ラストの「五」に至っては、信之が二週間戻ってこないことで将来の収入や生活を悲観する件はさすがに読み進むのをやめようかと思ったくらいです。残りのページ数が残りわずかということで何とか読み終えたようなわけです。

 

なぜ、南海子をこんなにもフィーチャーしたのか分かりませんね。

 

信之の美花への思いも殺人を犯すほどの強さは感じられません。美花自身がほとんど登場しませんし、魅力の一端さえ感じられません。信之の言葉でいくら美しいと語られても読む者には魅力は伝わりません。

 

となれば、残るは信之と輔の関係かとも思うのですが、これも腑に落ちるようなところまでは書きつくされているようには思えません。

 

結局、こうした怨念の物語を主人公をころころ変えて書いていることが失敗なんだと思います。

 

と言うより、怨念の物語など書かれているわけではなく、自然の(暴)力(津波)の前では人間ひとりの(暴)力などかき消されてしまい、生きる気力さえも失われてしまうとでも言っているのでしょうか。

 

まさかね…。

 

舟を編む (光文社文庫)

舟を編む (光文社文庫)

 

 

舟を編む

舟を編む